院内ツアー
院内の様子
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治療用設備・機器
歯科用CT
CTとは、コンピュータ断層撮影(Computed Tomography)の略称で、コンピュータ処理により撮影データを3次元の立体画像として構築することで、骨の状態などを正確・高精度に診断できる装置のことをいいます。
当医院では主に、インプラントや親知らずの抜歯、歯周病治療、根管治療、歯根の破折の診断などに用いています。
マイクロスコープ
当院では、より精密で解りやすい治療をご提供するため、マイクロスコープ「ネクストビジョン」を使用した治療を行っております。
最高倍率80倍・4K高画質映像をモニターへリアルタイムに映し出すことでより精度の高い処置を行うことが出来ます。
また、マイクロスコープで見た画像は目の前のモニターに映し出すことも可能。
患者さまに現状を説明・確認しながら治療を進めることができるため、ご自身の歯の状態への理解もより深めていただくことが出来ます。
歯科用レーザー
当院では、歯科用レーザー(Er:YAGレーザー)を導入して、患者さんの負担を抑える治療を行っています。
歯科医院で使用されるレーザーには、炭酸ガスレーザー・Er:YAGレーザー・Nd:YAGレーザー・半導体レーザーの4種類あり、それぞれに得意分野・適した治療がありますが、この4種類のうち、むし歯治療に使用可能として厚生労働省が認可したのはEr:YAGレーザーのみ。
他のレーザーでは歯茎などの軟組織にしか用いることは出来ませんが、Er:YAGレーザーは歯茎などの軟組織に加え、歯や骨などの硬組織にも用いることが出来る唯一のレーザーです。
エアフロー
当院ではクリーニングの際、エアフローという機器を使用して歯面清掃をおこなっています。
エアフローは、超微細のパウダーを強力なジェット水流で歯に吹きつけて汚れを落とす器具のこと。歯の表面に付着した頑固なバイオフィルムやたばこのヤニ、茶渋などの着色汚れも隅々まで落とすことが可能です。
研磨剤を使用しないので歯や歯肉を気付つけにくく、歯に優しいクリーニング法と言えるでしょう。
従来の器具では完全に落とせなかったバイオフィルムを完全に落とし、歯や歯茎にダメージを与えずに汚れや着色を除去することができます。
使用後は、歯の表面がつるつるになるため、汚れの再付着も防いでくれます。
ダイアグノデント
ダイアグノデントは、歯に特殊なレーザーを照射することで虫歯の有無や進行度を測定することができる「虫歯検出装置」です。
従来の日本では、虫歯かどうかを測定するための検査として、先のとがった針のようなもの(「探針」と言います)を用いて判定を行ってきましたが、近年ではこの短針による検査は、虫歯の進行を促進したり、再石灰化を妨害してしまう危険性があるとして問題視されるようになりました。
ダイアグノデントを使用することで歯を傷つける事無く、また歯の再石灰化を邪魔することなく検診が可能になるほか、今まで見落としがちだった隠れた虫歯も発見できるため、より正確な診断が可能になります。
歯を削る必要のない初期の虫歯の場合にも、その進行・回復の度合いを数値で管理することができるため、リスクを考慮しながらの予防ケアを行うことができます。
生体モニター
インプラント等の観血処置や高血圧や心臓疾患をもった患者さんの処置を行う場合に用います。
血圧・脈拍・呼吸等を常時モニターすることで安全な治療をこころがけております。
滅菌用設備・機器
オートクレープ
オートクレープとは、130℃以上と言う高温高圧の環境下ですべての細菌・ウイルスを完全に死滅させることができる機械。歯科医院にはなくてはならない設備です。
当院ではこのオートクレープをフル稼働し、患者さんのお口の中に入れる機器は全て、治療ごとに滅菌、交換しております。
歯科医院での滅菌対策は、患者さんからは直接目に見える部分ではないかもしれませんが、見えない部分も手を抜かず、常に衛生的な治療環境をご提供できるよう心掛けております。
タービン滅菌機
「歯を削る機器」とは、ハンドピースと呼ばれるもので、歯を削るドリルを取り付けた柄の部分のこと。タービンやエンジンとも呼ばれたりする部分です。歯に直接触れるわけではありませんが、治療の際には口に入れる部分のため、唾液や血液が付着しやすい部分でもあります。
以前、読売新聞から、「約7割の医院でこのハンドピースが滅菌交換されていなかった」という報道があってから、患者さんの滅菌に対する不安が増しているように思います。
当院では、歯科医療で使われる器具はもちろん、ハンドピースもすべて患者さんごとに滅菌交換しております。どうぞ安心して治療を受けていただければと思います。